BRS工法とは
BRS工法は、あばら筋の端部にフックを設けないで、主筋と溶接により緊結する溶接組立鉄筋システムです。この工法は、地上階数3以下の住宅、共同住宅(在来軸組工法・枠組壁工法・鉄骨造)の場所打ち鉄筋コンクリート造布基礎・べた基礎・べた基礎と一体になった偏心布基礎内の配筋に使用できます。
(財団法人日本建築センター・コンクリート系住宅構造評定委員会・BCJ評定-LC0037取得済:Aタイプ)
溶接方式
(BRS工法溶接・徐冷工法)等を用いることで、1枚の鉄筋ユニットに於いて任意にあばら筋ピッチを変えられるはじめてのシングル配筋ユニットです。
新たに開発された「徐冷方式」の溶接方法を用いて溶接作業をおこなっております
BRS工法鉄筋使用基礎の概要
設計者 : 資格 一級建築士(一級建築士事務所)、二級建築士(二級建築士事務所)
用 途 : 木造住宅(在来軸組工法、枠組壁工法)、鉄鋼系(軽量鉄骨構造)の住宅、共同住宅
階 数 : 3階建て以下
基礎の構造種別 : 場所打鉄筋コンクリート造
基礎の構造 :
<基礎梁部> 布基礎、べた基礎(立上り部)
▼幅 “150mm以上かつ土台の幅以上” ▼主筋(上・下端筋)の径 “D13 D16 D19 D22” ▼せん断補強筋の径 “D10 D13” ▼腹筋の径 “D10 D13” ▼鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さ “40mm以上”
<底盤部分> 布基礎
▼厚さ “150mm以上” ▼ベース主筋の径 “D10 D13 D16” ▼配力筋の径 “D10 D13” ▼鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さ “60mm以上”
<その他の鉄筋> 布基礎、ベタ基礎
▼D10 D13 D16 D19 D22
<コンクリート>
▼Fc(設計基準強度)18N/平方ミリメートル以上30N/平方ミリメートル以下
注:本記述における建築材料の品質は次の通りとする。コンクリート(JIS A5308)普通コンクリート。鉄筋(JIS G3112)SD295A、SD345。
注:構造設計条件は(荷重及び外力)は、各住宅を設計する建築士が定め、個邸の構造安全性を確認することとしている。
製造工程(動画)